お客様にお出しする珈琲に一切の妥協はしない。
それは仕入れた生豆の管理から始まり、焙煎し、お客様の口に入るまで、他のカフェでは絶対に真似できない工程を踏む。
それぞれの豆に猛烈な思い入れがある。語れば原稿用紙うん百枚になるだろうその思いをメニューにはわずか2~30文字で表現している。
その短い文言でもお客様はよくお読みくださり、オーダーしてくださる。
思いが伝わってほしい。
そんな気持ちで一杯の珈琲を精魂込めて抽出する。
「飲みやすい珈琲はどれですか?」本当に困るご質問。
返答のしようがない。
聞く以上飲みにくい珈琲を体験しているのだろう。
だとしたら先ずはどんな珈琲を飲みにくいと感じているのか情報が必要だよね。
苦みが苦手だからマイルドなタイプとか。
フルーティなアシディティが苦手だからそうではないタイプとか。
そういうことならいくらでもお答えできるけど。
一人で運営しているから行き届かないこともある。
足りないかもしれないけれど精いっぱい情報は発信している。
なかなか伝わらないようだけれど。