コニカルたらちねドリッパー

開店当初から使用していたドリッパー、セイントアンソニーPHOENIX70(右 Made in USA)専用のペーパーフィルターを製作する企業が日本から1社も無くなり、輸入する商社も無くなったため2月よりコニカルたらちねシングル30(左)に切り替えことにした。

PHOENIX70の圧倒的よさはドリッパーとしてフィルターを受け止める壁が無いこと。ネルドリップと変わらない機能を発揮する。

フィルターとドリッパーの接面で発生する浸透圧がゼロであり注入したお湯がフィルターの外に漏れることがないため抽出力が高まり味わいとコクが増す。そして、V60との違いはドリッパーの角度が40度でありV60より細くなるため、同じ分量の豆を入れても高さがかなり増す。ということはお湯がコーヒー豆に接する長さが伸びることで抽出力が格段に上がる。

たらちねは2年ほど前にリリースされ興味はあったが60度から30度に変わっただけでドリッパーとしての壁はあり、やはりネルドリップのような味わいは出せないだろうと思い試しもしなかったが、この先、愛用のPHOENIXが使えなくなるのでテストしてみたところ、中に付いている螺旋状のリブがキチンとペーパーをホールドすることでペーパーとドリッパーが密着することなくPHOENIXなみの抽出力があることが分かり採用を決めた。

まあ、どんなドリッパーを使っても味の再現性を保つ自信はあるけれど、なるべく神経を使わず簡単に美味しい珈琲を淹れられる「道具」を使った方がいいに決まっている。

ご興味のある方はお試しください。ペーパーはV60用のペーパーを半分に折りたたむだけです。

珈琲の味わいがガラッと変わると思います。